SERP API は、ブロック解除の問題を自社で抱え込まずに、検索クエリを構造化された結果に変える仕組みです。2026年9月5日時点の公開料金では、本記事で比較した製品のうち Decodo が標準リクエスト1,000件あたり $0.50 と最も安い入口単価、Oxylabs は入口プランでGoogle結果1,000件あたり $1.00 の成功結果課金、Bright Data は従量課金で1,000件あたり $1.50 かつ継続無料枠は最大、Thordata は $1.20 から $0.70 までの素直な数量ラダーを公開しています。ただし請求額を決めるのは、これらの数字のどれか一つではありません。
この記事の要点
- Decodo は本記事で最も安い入口単価(標準リクエスト1,000件あたり $0.50)を公開し、恒久無料プラン(月2,000リクエスト)を持つ唯一の製品です。ただし価格はVAT別で、JavaScriptレンダリングを伴うリクエストは割高になります。
- Oxylabs は成功結果あたりの課金です。入口プランではJavaScriptレンダリングなしのGoogle結果1,000件あたり $1.00、最上位の公開段階では $0.50 まで下がります。同社のより安い表示単価はGoogleではなく他のターゲット向けです。
- Bright Data の SERP API は従量課金・最低契約なしで1,000リクエストあたり $1.50。継続的な無料枠としては本記事で最大の、クレジットカード不要の月5,000レコードが付きます。
- Thordata の数量ラダーは最も読みやすく、15,000レスポンスで1,000件あたり $1.20、100万件で $0.70。ただし無料枠は月次ではなく7日間の一度きりです。
- 各社が掲げる成功率・稼働率・プール規模はすべてベンダー公称値です。当サイトはSERPの独自ベンチマークをまだ実施しておらず、実施したかのように書くことはしません。
SERP API は 実際に 何を してくれるのか
SERP API は、スクレイピングAPIを一つの仕事に絞り込んだものです。検索クエリに加えて地域・言語・デバイスを送ると、結果ページが返ってきます。多くの場合すでにJSONへパースされた状態です。プロキシのローテーション、ブラウザのフィンガープリント、CAPTCHA処理、そして予告なく変わるマークアップのパースまでを事業者が引き受けます。
見落とされがちなのは最後の一点です。IPアドレスのローテーションはギガバイト単位で買える解決済みの問題ですが、レイアウト変更・新しい結果ブロック・国ごとの差分を出し続ける検索ページに対してパーサーを生かし続ける作業には終わりがありません。この2つのルートの損益分岐はスクレイピングAPIとプロキシの比較で詳しく扱っており、データ収集スタック全体のどこに位置づくかはウェブスクレイピング完全ガイドで解説しています。
目的が自社サイトの数十キーワードの順位確認だけなら、どちらも不要で、必要なのは順位計測ツールです。SERP API が意味を持つのは、計測ツールが売ってくれない量・頻度・地域の広がりで生データが必要なとき、あるいは結果を別の何か(価格比較プロダクト、広告検証パイプライン、モデルの検索層)に流し込むときです。
評価の 方 法
当サイトはこれらの製品について、横並びのSERPベンチマークをまだ実施していません。それまでの間、この比較は文書化された証拠だけで構成します。各社の料金ページ、製品ドキュメント、コンプライアンス方針を2026年9月5日にすべて取得・再確認し、各数値をその出所ページまで辿れる形にしています。成功率などの性能値は本文全体で「ベンダー公称値」と明示します。事業者が数値を公開していない場合は、推計せず「公開されていない」と書きます。
この方針の帰結が2つ、以下に表れています。SERP製品を掲げていながら単価を公開していない事業者は、仮の価格を与えるのではなくコスト比較から除外します。また、ターゲットによって入口単価が異なる事業者は Google の単価で記載します。このページの読者が実際に支払うのはその数字だからです。ProxyFacts は開示済みのアフィリエイト提携によって運営されていますが、提携が報じる数値や掲載順を変えることはありません。
SERP API 比較表
| Decodo SERP Scraping API | Oxylabs SERP Scraper API | Bright Data SERP API | Thordata SERP API | |
|---|---|---|---|---|
| 課金単位 | 成功リクエストあたり | 成功結果あたり | 成功リクエストあたり | 成功レスポンスあたり |
| 入口単価 | 標準リクエスト1Kあたり $0.50 | Google結果1Kあたり $1.00(JSなし) | 従量課金で1Kあたり $1.50 | 1Kあたり $1.20(15,000レスポンス $18) |
| 数量割引 | $99/月まで(標準707Kリクエスト)、上位はEnterprise個別 | Starter で1Kあたり $0.90、Business で $0.60、Custom+ で $0.50 | Scale $499/月に380Kリクエスト込み、超過分は1Kあたり $1.30 | 150Kで1Kあたり $0.90、500Kで $0.80、1Mで $0.70 |
| JavaScript レンダリング | 標準+JS で1Kあたり $0.75、プレミアム+JS で $1.50 | 入口プランで Google 1Kあたり $1.35 | 同一単価に込み | 個別課金なし |
| 無料枠 | 無料プラン、毎月2,000リクエスト、カード不要 | 最大2,000結果のトライアル、カード不要(一度きり) | 毎月5,000レコード、クレジットカード不要 | 7日間トライアル 5,000レスポンス(一度きり) |
| レート制限の公開 | Free・Starter は 10 req/s、Professional 25、Business 50 | 料金ページに記載なし | 料金ページに記載なし | 料金ページに記載なし |
| 対応エンジン | Google ほか、同一APIで他エンジンも | Google ほか、ソース別単価 | Google、Bing ほか | Google と Bing。DuckDuckGo と Yandex は別API |
| 税 | 全価格がVAT別 | 料金ページに「VATが適用される場合がある」と記載 | 料金ページに記載なし | 料金ページに記載なし |
| 返金保証 | 有料プランは14日間返金 | 公開なし | 公開なし | SERPページには記載なし |
月間のSERP取得数で試算する
| SERP API | 推定月額 | 1Kあたり単価 |
|---|---|---|
| Decodo最安+VAT | $24 | $0.50/1K |
| Oxylabs成功結果あたり | $50 | $1/1K |
| Thordata成功結果あたり | $60 | $1.20/1K |
| Bright Data | $67.50 | $1.50/1K |
月 50,000 件のSERPなら Decodo が最安で、約 $24 です。
月 50,000 件のSERPなら Decodo が最安で、約 $24 です。
各SERP APIの入口の1K単価に、毎月の無料枠を差し引いて算出(Bright Data 5,000/月、Decodo 2,000/月。Oxylabs と Thordata の無料枠は月次ではなく一度きりのトライアル)。Oxylabs は JavaScript レンダリングなしの Google 検索結果の単価で、より安い表示単価は他のターゲット向けです。いずれの事業者も上位の従量段階ではこれより安くなります。2026-09-05 時点の公開料金(米ドル)。Decodo は VAT 別。購入前に必ずご確認ください。
エンジニアの視点(Hinata): 料金表は簡単な方の半分です。請求額を実際に決めるのは、自分で計算するしかない数字、すなわち「キーワード数 × 地域数 × デバイス数 × 月あたりの計測回数」です。1,000キーワードをデスクトップとモバイルで3か国、毎日追えば月18万SERPになります。この負荷では最安と最高の差が予算項目として効いてきて、しかも式のどのセルを膨らませるかで3倍動きます。2つ目は設計上の鉄則で、ベンダーのパース済みJSONを自社のデータベーススキーマにしないこと。生のペイロードを保存し、パースは自分の管理下のレイヤーで行えば、事業者の乗り換えは移行ではなくパーサーの差し替えで済みます。そしてJavaScriptレンダリングは機能ではなく値札の付いたスイッチとして扱ってください。ここで扱う製品では別単価か別製品であり、一部のターゲットのために全体でオンにすることが、SERP予算が静かに倍増する最も一般的な経路です。
1. Decodo SERP Scraping API — 最も 安い 公開入口単価と、 唯一の 恒久無料プラン
Decodo(旧 Smartproxy)は、ここで扱う製品のなかで最も粒度の細かい料金表を公開しており、入口も最安です。2026年9月5日に取得したSERPスクレイピングAPIページによれば、課金はリクエスト種別ごとで、標準プロキシが1,000件あたり $0.50、標準+JavaScriptレンダリングが $0.75、プレミアムプロキシが $1.00、プレミアム+JavaScript が $1.50 です。すべてVAT別で、成功したリクエストのみ課金されると明記されています。
細部が効いてくるのはプランの段階です。無料プランはクレジットカード不要で、10リクエスト/秒の制限のもと月2,000の標準リクエストをカバーします。Starter は $19/月で標準38,000リクエスト、ただし同じプランでもJavaScript付きなら25,000です。Professional は $49/月で標準163,000またはJavaScriptレンダリング75,000を25リクエスト/秒で、Business は $99/月で707,000または165,000を50リクエスト/秒でカバーします。有料プランには14日間の返金保証が付きます。
このJavaScript列は注意して読む必要があります。プランの表向きのリクエスト数は、JavaScriptレンダリングを使う負荷が受け取れる数ではないからです。Starter では枠が3分の1減り、Business では4分の3以上減ります。ターゲットにレンダリングが必要なら、実際に買っているのは小さい方の数字です。
コンプライアンス面では、Decodo は全登録に対して自動不正検知とKYC確認を行い、高リスクのターゲット分野(銀行、政府ポータル、ストリーミング、アプリストア、チケット)を明示的にブロックしています。正規の順位計測や市場調査を行うチームが供給元に求めるべき姿勢です。
メリット
- 本記事で比較した製品のうち最も安い公開入口単価(標準リクエスト1,000件あたり $0.50)
- 唯一の恒久無料プラン。毎月2,000リクエスト、クレジットカード不要
- プランごとのレート制限を公開している唯一の事業者
- JavaScriptレンダリング込みの公開単価が1,000件あたり $0.75 と最安
- 有料プランは14日間返金、KYCと高リスクターゲットのブロックも文書化
デメリット
- 全価格がVAT別で、欧州の多くでは表示価格が請求額を過小に見せる
- 同じプランでもJavaScript枠は表向きのリクエスト数よりはるかに小さい
- Free と Starter の 10リクエスト/秒という制限がバースト負荷を縛る
- プレミアムプロキシはレンダリング以前に標準単価の2倍
Decodo
無料プラン:毎月2,000 SERPリクエスト、クレジットカード不要
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2. Oxylabs SERP Scraper API — 成功結果 あたり課金と、 最も 深い 数量割引
Oxylabs は SERP を他のスクレイピング製品と同じ Web Scraper API で提供し、成功して届いた結果あたりで、かつソース別の単価で課金します。2026年9月5日に取得した料金ページによると、Google結果は1,000件あたり Free Trial と Micro で $1.00、Starter で $0.90、Business で $0.60、Custom+ で $0.50 です。JavaScriptレンダリングを使う場合、同じ順に $1.35、$1.35、$1.30、$1.00、$0.95 となります。
その背後のプランは、Micro が $49/月(最大98,000結果)、Starter が $99/月(最大220,000)、Business が $999/月(最大3,330,000)、そして Custom+ の枠です。無料トライアルはクレジットカードなしで最大2,000結果ですが、月次ではなく一度きりです。
このページで切り分けておくべき数字が一つあります。事業者に有利な方向へ最も誤読されやすい箇所だからです。プランの表向きの単価である1,000件あたり $0.50 以下は、Amazon のような安いターゲット向けであり、Google は入口プランでおよそその倍かかります。表向きの単価を他社のGoogle単価と並べる比較は2倍ずれており、このページがGoogleの行を採用しているのはそのためです。
リクエストではなく届いた結果に対して課金される点は、規模が大きくなるほど実質的な差になります。失敗した試行は予算を消費しないため、不安定なターゲットは請求額ではなくレイテンシを悪化させます。Oxylabs はコンプライアンス体制の記述も詳細で、登録時に全顧客がKYCフォームに記入し、リスクに応じて本人確認へエスカレーションし、Ethical Web Data Collection Initiative に加盟しています。順位計測の背後にあるトラフィックの出所を調達部門に問われる場面で効いてきます。
メリット
- 成功して届いた結果あたりの課金なので、失敗のコストは予算ではなくレイテンシ
- 本記事で最も深い公開数量割引。最上位段階ではGoogle結果1,000件あたり $0.50
- 対応ターゲットでは構造化JSONを返すため、自前のパーサー保守を避けられる
- 全顧客へのKYCを文書化し、Ethical Web Data Collection Initiative に加盟
- クレジットカード不要で最大2,000結果の無料トライアル
デメリット
- 入口のGoogle単価はプランの表向き単価の2倍で、誤読しやすい
- JavaScriptレンダリングは別単価で、入口の数量では3割ほど上乗せになる
- 無料トライアルは一度きりで、毎月差し引ける継続枠がない
- 最安の段階に届くには月数百〜数千ドル規模のプラン契約が必要
Oxylabs
無料トライアルは最大2,000結果、クレジットカード不要
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3. Bright Data SERP API — 無料枠が 最大で、 手強い ターゲットで 最初に 試す一本
Bright Data は SERP を独立した製品として、最低契約なしの従量課金で提供しています。2026年9月5日に取得したSERP APIページによれば1,000リクエストあたり $1.50 で、ブラウザレンダリングは別課金ではなく同一単価に含まれます。Scale プランは $499/月で380,000リクエスト込み、超過分は1,000件あたり $1.30、Enterprise は個別見積です。課金は成功ベースで、正常に配信された分だけ支払うとページに明記されています。
無料枠は本記事で最大の継続枠で、クレジットカード不要の月5,000レコードです。数百キーワードを2〜3の地域で週次に回す程度の実評価が、稟議なしで走らせられます。これらの製品が自分のターゲットリストを捌けるかを確かめるうえで、これが誠実なやり方です。
取得日には2つのプロモーションが表示されていました。サイト全体の50%割引バナーと、初回入金額に対する最大 $500 のマッチングです。いずれもここでは価格として記録していません。プロモーションは予算を組める単価ではないからです。
Bright Data は当サイトのデータセットにあるどの事業者よりも厳格な審査を行っています。ネットワークの利用は検証済みの法人に限られ、法人メールの確認、用途の説明、場合によっては導入面談と公的身分証の提出が求められます。コンプライアンス部門のある企業にとっては利点ですが、個人開発者にとっては障壁であり、実装に時間を投じる前に知っておく価値があります。
メリット
- 本記事で最大の継続無料枠。毎月5,000レコード、クレジットカード不要
- 最低契約なしの従量課金で、試験導入にプラン購入が要らない
- ブラウザレンダリングが追加課金ではなく同一単価に込み
- 当サイトのデータセットで最も厳格な顧客審査を文書化
- 公開されている従量課金は成功ベース
デメリット
- 本記事で比較した製品のうち入口単価が最も高い(1,000リクエストあたり $1.50)
- より安い1,000件あたり $1.30 の単価には $499/月の Scale プランが必要
- 法人確認が必要で、個人開発者の多くは対象外になる
- 料金ページに表示される割引はプロモーションであり、単価として予算計上すべきではない
Bright Data
SERP API の無料枠:毎月5,000レコード、クレジットカード不要
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4. Thordata SERP API — 最も 読みやすい 数量ラダー
Thordata は SERP について素直な段階表を公開しており、予測が最も立てやすい一本です。2026年9月5日に取得したSERP API料金ページ(8月の取得時から変更なし)によると、15,000レスポンスが $18(1,000件あたり $1.20)、50,000が $55($1.10)、150,000が $135($0.90)、500,000が $400($0.80)、1,000,000が $700($0.70)で、それ以上は個別条件です。無料トライアルは7日間5,000レスポンスで、月次ではなく一度きり。対応は Google と Bing で、DuckDuckGo と Yandex は別APIとして販売されているため、価格だけで比べる前に自分の負荷に必要なエンジンを確認してください。
Thordata は多段階の審査と必要に応じたビデオ本人確認を記した顧客審査方針を公開しています。公開していないのは、ネットワークを構成する住宅IPアドレスの調達方法です。直接問い合わせたところ、同社は機密を理由に文書の提供を拒否しました。当サイトはこれを不正の証拠ではなく「未検証」として記録します。そして、調達が文書化されている事業者を差し置いて推奨しない理由でもあります。全体像はThordata レビューに、良い回答とはどういうものかはプロキシの倫理的な調達にまとめています。
メリット
- 本記事で最も明快な数量ラダー。5段階が交渉なしで確認できる
- 100万レスポンスの段階では公開単価が最安
- レンダリングが別項目として課金されない
- 多段階審査と必要に応じたビデオ本人確認を含むKYC方針を公開
デメリット
- 数量が積み上がるまでは、価格公開済みの製品のなかで1,000件あたり単価が最も高い
- 無料枠は7日間の一度きりで、毎月差し引ける月次枠ではない
- DuckDuckGo と Yandex には別APIが必要
- IP調達が文書化されておらず、問い合わせに対して文書提供を拒否した
Thordata
7日間トライアル:5,000 SERPレスポンス、月次ではなく一度きり
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この 比較に 載っていない 事業者と、 その 理由
当サイトが追跡しているなかにも、上の表に載っていない事業者がいます。それぞれ隠さず理由を書きます。SOAX は Web Data API のラインナップで SERP API を掲げていますが、2026年9月5日に取得した製品ページにはリクエスト単価も結果単価も掲載されておらず、価格は営業への導線に置き換えられているため比較の対象がありません。IPRoyal は SERP 製品自体を公開しておらず、Web Scraping API はいまだ早期アクセスの待機リストで検索エンドポイントの記載がなく、検索結果の取得はプロキシの用途として位置づけられています。DataImpulse はプロキシのみを販売しており、当サイトが取得したどのページにもスクレイピング製品やSERP製品はありません。
価格が公開されていない製品は、推計せずに除外します。もっともらしい推測で空欄を埋めた比較表は、列が少ない比較表より悪いものです。推測は、隣に並ぶ実際の数値と見分けがつかないからです。
検索結果APIだけを専業で売る事業者も、まだ当サイトの追跡データセットに入っていないため掲載していません。データセットへの掲載は無料で、販売の対象ではなく、すべての事業者と同じデューデリジェンス(登記された法人格、文書化されたIP調達、顧客審査の方針、主要数値の根拠)を通過することが条件です。説明できない事業者で表を埋めるより、説明できる事業者だけを載せます。
料金表に 載らない 4つの コスト
- レンダリング。 ここで扱うどの製品でも、JavaScriptレンダリングは高い単価か別製品かのどちらかです。一部のターゲットに必要だからと全体でオンにすることが、見積もりが倍増する最も一般的な経路です。
- エンジンとターゲットの構成。 「SERP API」は一つの価格であることの方がまれです。Oxylabs はソース別、Thordata は DuckDuckGo と Yandex を別売、Decodo は標準とプレミアムを区別します。表の最安セルではなく、自分が実際に使うエンジン構成で試算してください。
- パースのロックイン。 構造化JSONは、結合したことを最も後悔しやすい機能です。データ基盤のスキーマが特定ベンダーのレスポンス形状を写していると、事業者の変更は差し替えではなく移行になります。
- 計測頻度。 順位計測はスクレイピングである前にスケジューリングの問題です。頻度を2倍にすれば請求はきっかり2倍になりますが、半分にしても失うものはたいてい測定できません。試算の組み立て方はウェブスクレイピングのコスト見積もりで、同じデータをプロキシ側から取る道筋はSEO順位計測のプロキシ活用で扱っています。
成功率と プール規模は ベンダー公称値
各社ページに載る性能値(成功率、稼働率、プール規模、応答時間)は、独立した実測が行われるまではマーケティング上の数字であり、いずれも当サイトが検証したものではありません。成功ベースの課金はリスクを和らげます。ここで扱うどの製品でも失敗したリクエストは課金されないからです。ただし消えるわけではありません。失敗はレイテンシとスケジュールの遅れという形で残ります。
実務的な対応は、プランを契約する前に自分の最も厄介なターゲットに無料枠をぶつけてみることです。実現可能性を決めるのは平均ではなく、リストのなかで最も手強い一件です。事業者を問わず失敗率を下げる技術はブロックされずにスクレイピングする方法にまとめています。
コンプライアンスと 法的な 位置づけ
ここで扱う事業者はいずれも本人確認を経てアクセスを許可し、明白な悪用を禁じる利用規約を公開しています。順位計測、広告検証、市場調査、価格インテリジェンスのための検索結果収集は、これらの製品の主流かつ説明可能な用途です。ログインやペイウォールの回避、個人データの収集、アカウントの自動生成はそうではなく、いずれの事業者でも禁止されています。
公開された検索結果の収集をめぐる法的な位置づけは実際に微妙で、何を集めるか、どこで事業を行うか、どの契約条件に同意したかで変わります。検索エンジンの利用規約は一般に自動クエリを禁じており、多くの法域でこれは刑事ではなく契約の問題です。ただしこの「一般に」は相応の重みを持っています。全体像はウェブスクレイピングは合法かで扱っています。本記事は法的助言ではありません。個別の状況については専門家に相談してください。
どの SERP API を 選ぶべきか
- Decodo — リクエスト単価が制約で、ターゲットのすべてにレンダリングが要るわけではない場合。本記事で最も安い公開入口単価、唯一の恒久無料プラン、そしてレート制限を公開している唯一の事業者です。
- Oxylabs — パース済みのGoogle結果を、届いた結果あたりの課金で欲しい場合。かつ、単価が他社を下回る段階に届くだけの数量がある場合。
- Bright Data — ターゲットの防御が固い場合、または評価用に最大の無料枠が欲しい場合。ただし自社が厳格な法人確認を通せることが前提です。
- Thordata — 高い数量を見込んでいて、交渉ではなく公開された段階表が欲しい場合。ただしIP調達が文書化されていない点は、あなたが説明を求められる前にコンプライアンス担当が尋ねてくる論点です。
総合評価
4.5/5